RCサーキットでの練習進行を管理するために製作した、専用のサイクルタイマーです。
本機は、コース上での
といった、練習時のスケジュール進行を明確に管理することを目的として設計しました。
一般的な「タイムアップ通知」だけではなく、
練習全体の流れを現場で確実に回すための機材 という位置付けです。
本機は、RCカーブランド「INFINITY」に関わる現場で使用するため、三浦正行氏向けに設計・製作した一品物の専用機材です。
エンジンカーの走行時は、サーキット内が非常に騒がしく、PCやスマートフォンなどの電子音による通知では埋もれてしまうことがあります。
そのため、誰が聞いても、どこにいても、確実に“次の動き”が分かること
を最優先に、専用のサイクルタイマーとして設計しました。
本機の目的は「正確な時刻を示すこと」ではなく、
設定したスケジュールを、分かりやすく・確実に・繰り返し運用すること にあります。
そのため、一般的な時計ではなく、用途に特化したタイマーとして設計しています。
通知方式には、PCや電子音ではなく、物理ベルによる強力な報知方式を採用しました。
騒音の大きい環境でも認識しやすく、現場での「聞き逃し」「見逃し」を減らすことを狙っています。
また、必要に応じてパトライトなどの外部機器とも連動できる構成としています。
本機は、8個のデジタルスイッチにより、
ベルON時間 / 無音時間 / ベルON時間 / 無音時間
のサイクルを細かく設定できる構成です。
この構成により、たとえば以下のような動作を繰り返し設定できます。
本機には、2つの手動操作スイッチを設けています。
現場では「予定通りに進まない」ことも多いため、
手動介入できる余地を残すことも、専用機材として重要な要素です。
PIC16F628Aは校正機能を持たないため、
本機は高精度な時計用途ではなく、用途特化の実用タイマーとして設計しています。
今回の製作でも、PCBGOGO製の基板品質には非常に助けられました。
製作中のミスとしては、PIC16F628AのRA4を出力用途に使ってしまったため、1箇所のみリワークを行っています。
こうした点も含め、試作・検証・修正を経て、実際の現場で安心して使える形に仕上げています。
本機材は、YouTube「ガガはしch」内でも紹介されています。
※動画内で、RCサーキット関連機材の一つとして紹介されています。
ENDROLLでは、エフェクターに限らず、
「現場で本当に必要な機能」を形にするための専用機材製作も行っています。
既製品では合わない用途、
運用に合わせて仕様を詰めたい機材、
試作段階から相談したい案件などがあれば、お気軽にご相談ください。